SUSTAINABILITYサステナビリティ

基本方針

ESG取り組み方針

ENVIRONMENT
環境ENVIRONMENT

当社は、地球環境保全が国境を越えた課題であることを認識し、事業活動を通じて環境負荷の低減への貢献、地域社会が抱える環境課題の解決に積極的に取り組みます。

SOCIAL
社会SOCIAL

当社は、くらしの安心・安全・安定をささえる【環境社会をリードする】企業として様々なステークホルダーの課題解決に必要となるソリューションを提供し、地域社会の持続的成長に寄与します。

GOVERNANCE
ガバナンスGOVERNANCE

様々なステークホルダーと強固な相互関係を構築し、公正性・透明性の高い、かつ実効的なガバナンス体制を追求するとともに、コンプライアンス態勢のさらなる強化に取り組みます。

SDGs重点課題

POLICY1

地球環境に配慮した
排⽔浄化処理の普及

POLICY2

再エネの利⽤促進

POLICY3

交通インフラ⻑寿命化への
貢献

POLICY4

従業員のQOLの向上

POLICY5

社会への影響の配慮

POLICY6

環境への影響の配慮

取り組み

当社は、環境への配慮・社会貢献・ガバナンスの強化といったESG(Environment・Social・Governance)に関する課題に積極的に対応し、社会の持続可能性の向上につながる取り組みを進めていきます。

  • ENVIRONMENT

    環境ENVIRONMENT

  • ENVIRONMENT

    社会SOCIAL

  • ENVIRONMENT

    ガバナンスGOVERNANCE

太陽光発電設備を生き返らせる「リパワリング」を推進再生可能エネルギーの有効活用にも貢献

工事実績 2022年10月1日~2023年9月30日 リパワリング 1件 自家消費 16件 2023年10月1日~2024年9月30日 リパワリング 4件 自家消費 14件

当社は太陽光発電事業者を対象に、設置から時間の経った発電設備を更新することで、発電能力を高める「リパワリング」を推進しています。2012年の再生可能エネルギー特別措置法施行から12年以上が経過し、初期に建設された太陽光発電設備の多くが更新、あるいは機器の大規模修繕が必要な時期を迎えています。
 太陽光発電設備は、適切な維持管理がなされなければ、発電量が減少してしまいます。これに伴って収益が悪化することはもちろん、本来得られるはずであった再生可能エネルギーが失われることにもなってしまいます。ところが多くの場合、発電事業者は、機器更新や修繕に対する維持管理業者を確保しておらず、どの企業に頼めばいいか分からないという状況も散見される状況です。設置当時の機器メーカーや施工会社が事業縮小・撤退しているケースも少なくありません。当社ではリパワリング事業によって、発電事業者が安心して事業を継続できる環境を実現いたします。

CO2排出量の低減

CO2排出量(2024年9月期実績)

669,456kg – CO2

(前年度比1.9%減)

あいちCO²排出マニフェスト2030認定証

当社はCO₂の削減に向け、燃費や燃料消費量、CO₂排出量を確認することができる車両運行管理システムを2019年に導入しました。個人でいつでも運転データを確認することができるうえ、毎月、全社員の1ヶ月間の燃費推移を全社員に配信し、全員がCO₂排出量削減に対して当事者意識を持ち、エコドライブを心がけるよう促しています。エコドライブは交通事故の削減にもつながるため、環境のみならず社会を守ることにつながるとして、今後も全社を挙げて推進してまいります。また、地球温暖化対策のための取り組みおよびCO₂排出量の削減目標を、「マニフェスト」(行動宣言)として愛知県へ提出し、「あいちCO₂削減マニフェスト2030」の認定を受けています。マニフェストでは、個人レベルの取り組みから全社レベルのものまで、具体的な取り組み内容を18個定めており、その実現に努めています。さらに当社では、国内で複数の森林を保有しています。今後も適切な維持管理に努めることで、さらなるカーボンニュートラル社会への貢献を目指してまいります。

JESG 森林管理プロジェクト始動

当社は森林資源の活用を通じた環境への取り組みを積極的に展開しており、これまで岐阜県をはじめ、北海道、福井県、和歌山県などで100ha以上の森林を取得してきました。こうした流れをさらに発展させ、2023年4月から、岐阜県高山市に所有する社有林を活用した「JESG森林管理プロジェクト~森から学び年輪経営で永続企業へ~」をスタートさせます。当プロジェクトの目的としては、森林管理を通して森林生態系の保護・保全活動を行うことや森林認証制度の取得を行い、J-クレジット制度を利用して自社で排出するCO₂を自社クレジットで相殺し企業価値を向上させること、さらに、森林の癒し効果を社員研修に活用していくことなどが挙げられます。将来は、木材やバイオマス資源等の森林資源の活用にも繋げたいと考えています。

所有森林面積

地目 面積
山林 909,220㎡
保有林 152,738㎡
原野 17,968㎡
総面積 1,079,926㎡

環境に配慮した賃貸ビル建設

当社グループの本社機能を持つオフィスビル「JES一宮ビル」が2024年10月に完成しました。オフィスビルのデザインは“未来の地球を照らし、輝き続ける”というJESグループの社是をモチーフにしており、太陽のようにあたたかく、希望(ワクワク)に満ちた存在となることを目指しています。環境に配慮したグリーンビルディングを評価するプログラ ム「Leadership in Energy & Environmental Design(以下LEED®認証)」の標準ランクを取得しています。環境に配慮するだけでなく、建物内で働く人、訪れる人々の健康や快適さを重視した設計となっています。自然採光の取り入れや高性能な空調設備の導入により、周辺環境との調和を図りつつ、快適なワークプレイスやコミュニティスペースの提供にも力を入れています。

障がい者雇用の促進へキノコ栽培のトライアルを実施地域の障がい者就労移行支援施設とも連携

 障がい者雇用の取り組みとして、キノコ栽培のトライアルを新たに実施しました。栽培品種は、菌床椎茸、原木椎茸、舞茸栽培で、実際の作業内容は、水やり、収穫、選別、袋詰めなど多岐にわたります。収穫したキノコは、社員への福利厚生として配布、また、社員食堂の食材として供給し、社員からも喜ばれました。一方で、温度や湿度管理を含めた設備や体制の課題も浮き彫りになりました。
 この取り組みを通じて、障がい者が安心して働ける環境づくりの重要性を再認識しました。さらに、このトライアルをきっかけに、地域の障がい者就労移行支援施設と連携し、当社の職場環境を体験してもらうことで、障 がいをオープンにしながら働くことや自分に合った働き方をイメージできるようになり、実際に1名の採用が実現しました。今後も多様性を尊重し、誰もが能力を発揮できる職場環境に取り組んでいきます。

男性社員も積極的に育児休業を取得仕事と育児を両立し、QOLの向上を実感

  第一子の誕生に際し、合計3度にわたって育児休業を取得させていただきました。もともと育児休業を取得したい意向があった私に対し、所属長は業務の引き継ぎをサポートし、休業中に周囲に迷惑がかからないよう配慮してくださいました。人事部からは、制度について詳細な説明を受けることができ、安心して休業することができました。
 育児休業を取得したおかげで、生まれたばかりの子どものそばに長くいることができ、かけがえのない時間を過ごすことができました。サポートしてくださった方々と、制度を快く利用させてくれた会社には、とても感謝しています。仕事に復帰してからは多忙な日々が続いていますが、業務量や労働時間にも配慮していただけているおかげで、仕事と育児の両立ができていると思います。育児休業の取得 を迷っている男性社員がいれば、制度の説明や私自身の体験談を伝えるなど、会社で働く全員のQOLが向上するように、管理本部の一員として努めたいと考えています。

ソフトボールを通じた地域交流

 当社は、男子ソフトボールのトップリーグである「日本男子リーグ」に所属する「日本エコシステム男子ソフトボールクラブ」のメインスポンサーとなっています。
 日本エコシステム男子ソフトボールクラブの活動として、岐阜県内の小学校から高校のソフトボール部を対象にソフトボール教室を開催しています。教室では、選手が技術指導や、プレーの実演を行い、技術の向上はもちろん、トップアスリートのプレーを肌で感じてもらうことで、県内ソフトボールの活性化、発展を目指しています。
 また、2022年4月から加盟している、岐阜県内の各スポーツのトップチームによる連携プロジェクトである「GIFUNITE(ギフユナイト)」では、各種イベントでソフトボール体験を行っています。子どもたちにソフトボール体験を通じて、スポーツの楽しさを体感してもらい、地域のスポーツ振興に貢献するだけでなく、日本エコシステムというチーム、会社について知ってもらう機会だと考えています。
 これからもソフトボールを通じた、地域社会との交流に力を入れていきたいと考えています。このほか「いちのみやタワーパークマラソン」のメインスポンサーにもなっており、地元地域への貢献にも力を入れています。

ファシリティ事業の新拠点「FUJI 138 OFFICE」開設

愛知県一宮市にファシリティ事業の新拠点「FUJI 138 OFFICE」を2024年1月に開設しました。自社の空調衛生サービス部に加え、2023年4月にグループインした村川設備工業(株)の本店・作業所も移転し、拠点集約を図りました。新オフィスコンセプトデザインには、地球環境の維持に貢献する環境を主題にしたオフィスデザインを取り入れており、オフィスの中には木々の緑や当社環境事業で手がけているテラリウム水槽などが置かれています。
また、社員が働きやすい環境を設計するため、内装、インテリアを刷新し、フリーアドレスデスクを取り入れたオフィス環境を実現することで、職場内のコミュニケーションを活性化し、グループ一丸となって、社会の課題を解決するソリューションの提供を加速していきます。

ガバナンスにつきましては、下記ページをご覧ください。

JAPAN ECOSYSTEM

男子ソフトボール部(日本リーグ加盟)

日本エコシステムのソフトボール部は、加盟している日本ソフトボールリーグでの競技活動を通して、地域社会のスポーツ振興並びに発展を目指しています。