SUSTAINABILITYサステナビリティ

基本方針

ESG取り組み方針

ENVIRONMENT
環境ENVIRONMENT

当社は、地球環境保全が国境を越えた課題であることを認識し、事業活動を通じて環境負荷の低減への貢献、地域社会が抱える環境課題の解決に積極的に取り組みます。

SOCIAL
社会SOCIAL

当社は、くらしの安心・安全・安定をささえる【環境社会をリードする】企業として様々なステークホルダーの課題解決に必要となるソリューションを提供し、地域社会の持続的成長に寄与します。

GOVERNANCE
ガバナンスGOVERNANCE

様々なステークホルダーと強固な相互関係を構築し、公正性・透明性の高い、かつ実効的なガバナンス体制を追求するとともに、コンプライアンス態勢のさらなる強化に取り組みます。

SDGs重点課題

POLICY1

地球環境に配慮した
排⽔浄化処理の普及

POLICY2

再エネの利⽤促進

POLICY3

交通インフラ⻑寿命化への
貢献

POLICY4

従業員のQOLの向上

POLICY5

社会への影響の配慮

POLICY6

環境への影響の配慮

取り組み

当社は、環境への配慮・社会貢献・ガバナンスの強化といったESG(Environment・Social・Governance)に関する課題に積極的に対応し、社会の持続可能性の向上につながる取り組みを進めていきます。

  • ENVIRONMENT

    環境ENVIRONMENT

  • ENVIRONMENT

    社会SOCIAL

  • ENVIRONMENT

    ガバナンスGOVERNANCE

再生可能エネルギーの利用促進

太陽光発電新規工事合計出力(2022年9月期実績)

2,807.069kw

(前年度比34%増)

2050年のカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指し、官民が一斉に動き始めました。こうした社会全体での取り組みによって再生可能エネルギーへの関心が高まり、企業・個人ともに太陽光発電のニーズが高まっています。当社はこれまで、産業用を中心に数多くの太陽光発電設備の販売・施工を手がけてきました。2021年度の新規工事件数は、11件(前年度比57%増)、新規工事の合計出力は2,807kW(前年度比34%増)となりました。当社の太陽光発電事業は、すべて自社で設計・施工・管理・メンテナンスまで行っています。太陽光パネル・パワーコンディショナー等の主要原材料については主に国内メーカーのものを選定し、コスト削減を図りつつ、品質体制など高いレベルのものを提供しています。現在、世界情勢の影響で燃料価格が高騰し、大きな社会問題になっています。太陽光発電設備に関しては、以前のような大規模な需要はないものの、今後も一定の需要は見込まれるものと思われます。当社は今後も、脱炭素社会の実現に貢献するため、当事業の拡大に努めてまいります。

CO2排出量の低減

CO2排出量(2022年9月期実績)

834,055kg – CO2

(前年度比2.7%減)

あいちCO²排出マニフェスト2030認定証

当社はCO₂の削減に向け、燃費や燃料消費量、CO₂排出量を確認することができる車両運行管理システムを2019年に導入しました。個人でいつでも運転データを確認することができるうえ、毎月、全社員の1ヶ月間の燃費推移を全社員に配信し、全員がCO₂排出量削減に対して当事者意識を持ち、エコドライブを心がけるよう促しています。エコドライブは交通事故の削減にもつながるため、環境のみならず社会を守ることにつながるとして、今後も全社を挙げて推進してまいります。また、地球温暖化対策のための取り組みおよびCO₂排出量の削減目標を、「マニフェスト」(行動宣言)として愛知県へ提出し、「あいちCO₂削減マニフェスト2030」の認定を受けています。マニフェストでは、個人レベルの取り組みから全社レベルのものまで、具体的な取り組み内容を18個定めており、その実現に努めています。さらに当社では、国内で複数の森林を保有しています。今後も適切な維持管理に努めることで、さらなるカーボンニュートラル社会への貢献を目指してまいります。

JESG 森林管理プロジェクト始動

当社は森林資源の活用を通じた環境への取り組みを積極的に展開しており、これまで岐阜県をはじめ、北海道、福井県、和歌山県などで100ha以上の森林を取得してきました。こうした流れをさらに発展させ、2023年4月から、岐阜県高山市に所有する社有林を活用した「JESG森林管理プロジェクト~森から学び年輪経営で永続企業へ~」をスタートさせます。当プロジェクトの目的としては、森林管理を通して森林生態系の保護・保全活動を行うことや森林認証制度の取得を行い、J-クレジット制度を利用して自社で排出するCO₂を自社クレジットで相殺し企業価値を向上させること、さらに、森林の癒し効果を社員研修に活用していくことなどが挙げられます。将来は、木材やバイオマス資源等の森林資源の活用にも繋げたいと考えています。

所有森林面積

地目 面積
山林 909,220㎡
保有林 152,738㎡
原野 17,968㎡
総面積 1,079,926㎡

環境に配慮した賃貸ビル建設

本社機能として一部利用している賃貸ビルの建て替えを決定しました。築後42年が経過した現在のビルを、地上12階建て延べ床面積約9,980㎡、最先端の設備を備えた環境配慮型のビルに建て替えます。建設費用は約38億円で、2023年4月に着工し、完成予定は2024年8月となります。テナントを誘致し、一部を当社が本社として使用する予定です。建て替えにあたっては、成長し続ける当社事業を根幹として永続的に支え続ける拠点となることから、耐震性能や防災・BCP(事業継続計画)対策を十分に強化する方針です。また、国際的なグリーンビルディングの認証の取得を目指すなど環境、省エネの視点に十分に配慮し、持続可能な社会の実現に貢献する仕様とします。さらに、愛知県一宮市を含めた地域の皆さまに親しんでいただけるデザイン・設計を考慮して計画を進めており、当地区の企業向けオフィスのランドマークとして、企業誘致を通して当地区経済への発展に大きく寄与し、事業を通して地域に根差した企業としての活動を遂行していく方針です。

従業員のQOL向上

有給休暇取得率

47.4

(前年度比6.2%増)

当社は、「従業員一人ひとりの能力開発に努め、従業員が安全で働きやすい環境を確保するとともに、従業員の多様性、人格、個性を尊重する」という行動指針に基づき、健康経営を推進し、従業員の健康維持および増進について取り組んでいます。
有給休暇については、計画年休の付与をはじめとして、年間取得5日未満になりそうな従業員へ取得を促すなど有給休暇取得を推進しております。また、スポーツ休暇、災害ボランティア休暇なども整備しています。
これまでの取り組みが評価され、2022年3月には経済産業省と日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人2022(中小規模法人部門)」に2年連続で認定されました。
また、育児休暇につきましても、女性だけでなく男性の取得推進に向けて取り組みを進めています。男性の育児休暇取得のため、管理職に対して関連するEラーニング受講を推進するなど、社内の意識改革に取り組んでいます。2022年度については、2ヶ月以上の育児休暇を取得した従業員もおり、徐々に認知と取得を推進する会社方針が侵透しはじめています。今後も周知を徹底し、育児休暇の取得を推進していきます。

多様な人材の雇用促進

これからの企業にとって、多様な人材を育成していくことの必要性、重要性はますます高まるものと思われます。性別や国籍、年齢による雇用体系だけに縛られることなく、個々の価値観やキャリアに合わせた柔軟な働き方や賃金体系の選択肢を増やしていくことは、永続企業を目指す上でも重要な取り組みであると考えています。
障がい者の雇用にも、当社は早くから力を入れてきました。それぞれの事業、事業拠点において障がい者が働ける場を用意するだけでなく、社内の各部署で障がい者に対する社員の理解を深め、適材適所で共生できる職場環境の構築に注力しています。また、パートナーシップ企業の協力を得ながら、農業と福祉の連携を模索し、ビジネスとして成り立つ仕組みを構築することにも挑戦しています。障がい者が働きがいを持てる社内環境を整備するだけでなく、新たなビジネスモデルとして自立可能な事業として展開することを目標としています。

地域社会のスポーツ振興に貢献

当社は、男子ソフトボールのトップリーグである「日本男子リーグ」に所属する「日本エコシステム男子ソフトボールクラブ」のメインスポンサーとなっています。日本エコシステム男子ソフトボールクラブは、活動を支えてくださる方々への感謝の気持ちを忘れず、一球一球を通じて感動を与えられるチームを目指しています。
活動の一環として、2022年4月から、岐阜県内の各スポーツのトップチームによる連携プロジェクト「GIFUNITE(ギフユナイト)」に加盟し、県民の皆様との交流や地域活性化のお手伝いなどに取り組んでいます。子どもたちにスポーツの楽しさを伝え、競技技術の向上に役立ててもらう活動や、スポーツを通じた岐阜県の魅力の発信、県内での各種イベントへの協力などを、他のチームなどと連携しながら行っています。地域社会のスポーツ振興と発展に積極的に貢献できるだけでなく、チームの宣伝やファン獲得の機会にも繋がる良い機会だと考えています。
このほか「いちのみやタワーパークマラソン」のメインスポンサーにもなっており、地元地域への貢献にも力を入れています。

ガバナンスにつきましては、下記ページをご覧ください。

JAPAN ECOSYSTEM

男子ソフトボール部(日本リーグ加盟)

日本エコシステムのソフトボール部は、加盟している日本ソフトボールリーグでの競技活動を通して、地域社会のスポーツ振興並びに発展を目指しています。