環境事業
環境に優しい無害化技術による環境修復事業や、再生可能エネルギー発電設備の開発・販売・設計・施工など、新エネルギーに関わる多彩なニーズに一貫してお応えします。
グリーンケミストリーの基本的概念に準じた開発

排水浄化効率を促進させる製剤をはじめとする環境修復に関わる技術・新製品等の研究開発、製造および販売業務、並びに産業用太陽光を中心とした再生可能エネルギー発電設備の設計、施工、保守等の業務を通じて環境社会に貢献する事業を展開しています。“排水処理の「常識」に革命を”というコンセプトのもと、顧客に信頼される製品・システムを開発することに加え、地球の環境に配慮した製品・システムを開発すべく、日々研究を積み重ねています。「グリーンケミストリーの基本的概念に準じた製品やシステムを開発・提供し、環境浄化活動に貢献する」を研究開発活動の方針に掲げ、持続可能な社会の構築を目指しています。
ビジネスモデル

循環型社会の実現に向けた商品やサービスを提供します。再生可能エネルギー事業では、従来の火力発電などの集中型電源ではなく、需要のある場所で再生可能エネルギーを開発します。エネルギーの地産地消を実現し、電力コストを削減しつつ、顧客の二酸化炭素排出量の削減に貢献します。排水浄化処理/水循環事業では、化学工業や食品工場での排水浄化処理のほか、水族館などで水循環システムも手掛けています。
- 2020年より排水浄化処理事業を開始、長期成長分野の事業として育成中
- 産業用太陽光発電設備の施工および売電が現在の主力事業
日本エコシステムの強み
創業以来環境事業に取り組んできた歴史と経験、お客様に貢献できる人材や技術、ネットワーク。そして国内のみならず海外でも特許技術を保有する排水浄化処理などの競争力のある独自商品やサービスが強みです。

排水浄化処理、水循環事業について特許を取得している独自製品を開発しています。
顧客の課題に対して長期試験で効果を確認することで信頼を獲得。再生可能エネルギー事業については太陽光発電設置専業業者の淘汰が激しくなっています。
しかし、当社グループは多角経営だからこそ可能な、10年以上にわたり太陽光発電設置や維持に対する体制を整えている点が強みとなっています。
担当役員メッセージ
リパワリング事業への関心が高まり、業績は拡大
脱炭素電源や系統用蓄電池などの新技術にも挑戦

瀧本 裕二
2024年9月期の環境事業の売上高は対前年比142.8%の10億4,400万円、営業利益は対前年比245.4%の1億6,200万円となりました。排水浄化施設の大型工事案件を受注できたほか、産業用太陽光発電設備の販売が伸長しました。
太陽光関連では、以前から、カーボンニュートラルを目的とした自家消費向け発電設備の施工販売を手掛けてきましたが、これに加えて、設置から年数が経過した発電設備の発電能力を維持し、収益を改善させる「リパワリング事業」を開始しました。FIT制度の開始から10年以上が経過し、メンテナンスが必要な設備が増えていることから、この事業への関心が高まっています。
アクアリウム事業に関しては、2024年9月期において新規水族館向けの水槽設備受注はありませんでしたが、来期以降の引き合いは増加しており、今後形になっていくものと期待しています。既存水族館については、オープンから数十年経過した館も多く、設備の更新やリニューアルの提案なども進めてまいります。