交通インフラのエンジニアリング・メンテナンスを手掛けています。
安全・安心・快適な交通インフラの維持管理を総合的にサポートします。

循環型社会のエコシステムを目指す

循環型社会のエコシステムを目指す

老朽化に伴う道路の補修工事や修繕工事、コンクリート構造物の劣化や損傷の点検、交通規制、高速道路ETC通信の保守など、暮らしを支える道路インフラの維持管理を川上から川下までトータルサポート。高速道路のETC設備をはじめとした電気通信設備の保守や、道路やトンネルなどの補修工事、事故復旧工事、雪氷対策作業などに24時間365日体制で対応し、安全・安心・快適な交通インフラの維持に貢献しています。
高度成長期に整備が進んだ高速道路や橋梁、トンネルなどの経年劣化が顕在化する中、国や地方自治体はインフラの長寿命化に取り組んでいます。当社グループはインフラ設備の使用可能期間に貢献し、循環型社会であるエコシステムを目指しています。

ビジネスモデル

ビジネスモデル

当社グループは自動車専用道路を主体とした交通インフラ設備の保守(維持修繕・点検)に対応しています。道路は自動車や人が24時間365日行交う設備であるため、24時間365日対応できる労働力を組織できる「体制の確立と管理」が重要となります。

  • 高速道路上のエンジニアリング&メンテナンスに特化し、高度な安全技術で付加価値の高い収益性を実現
  • 図面作成から点検保守、施工管理まで多種多様な交通インフラ業務を一貫してサポート

日本エコシステムの強み

緊急時にも対応できる「組織の構築」と「名古屋圏から静岡までの広域なエリアでの対応」そして「点検から維持修繕などの他工種にわたる対応」が当社グループの強みです。

日本エコシステムの強み

主な顧客はNEXCOグループや地方自治体が中心であり、事業の特性上極めて高い安全性が求められています。当社では要求される安全管理水準をクリアするだけでなく、従業員に対して様々な方法で安全衛生意識の醸成を図っています。
また、緊急時の迅速な対応など、顧客の要望に応じて柔軟に対応できる点が強み。柔軟に対応する上で様々な協力会社を確保し、体制作りの強化を図っています。

担当役員メッセージ

社会経済の大動脈である高速道路の補修を通じ、皆様の快適な旅や迅速な物流を支えます。

専務取締役/交通インフラ事業担当
中村 成一

  2023年9月期は売上高・営業利益ともに、予算および前期実績を上回ることができました。エンジニアリング事業では、(株)日新ブリッジエンジニアリングとのシナジーが生まれ、相互の売り上げ増加に貢献できる受注体制が確立してきました。 一方で人手不足が続いており、とくに資格保持者の採用が進みませんでした。メンテナンス事業も堅調でしたが、やはり人手不足が深刻で、維持修繕作業や交通規制等の警備員の確保、協力会社の確保と苦戦を強いられました。一方でグループの警備会社との協力体制は整ってきています。

 今後の成長に向けては、まずは土木施工管理、電気工事士、電気施工管理、電検三種など資格取得者の確保、増員が課題となっており、求人採用の強化と協力会社の開 拓を図ります。同時に社内の労働環境の向上を進め、定着率の向上も図ります。このほか、安全品質向上のための組織体制の強化や、OJTの充実による技術力の向上、グループ会社とのシナジー強化などに取り組みます。加えて、エンジニアリング事業では、静岡や北陸、関東など各エリアの強化に向けた施策を個別に展開します。道路照明灯事業では、道路灯以外の入札案件への参入強化や、監理技術者・主任技術者となれる人材の育成、確保を推進してまいります。