暮らしの楽しさをサポート

トータリゼータシステムの設計・販売・保守やAI活用サービス、電気・空調衛生サービスを展開。
様々な公共サービスで暮らしの楽しさをサポートします。

トータリゼータシステムの設計、販売、保守

公営競技場におけるトータリゼータシステム(オッズの表示、集計、投票券の発券、配当金の計算、払い戻しまでの一連の業務をコンピューターで一括処理するシステム)の設計・製造・販売・機器設置およびメンテナンス、AIによる競輪予想サービス等の運営業務に関わる事業などを手掛けています。 電気・空調衛生サービスでは、空調衛生設備や建材資材の販売から工事、保守メンテナンスまで幅広く展開。家庭用から業務用まで、あらゆる範囲をカバーできるスペシャリスト集団として、皆様のエコで快適な暮らしを支えています。サウナヒーターで世界シェアNo.1のフィンランド・ハルビア社の製品も取り扱っています。

トータリゼータシステム

ビジネスモデル

公営競技の販売チャネルの割合をネット投票が大きく占める現在において、ネットポータルサイトを運営している当社グループは収益機会が拡大しています。50年以上の機器販売および保守事業の経験で培った民間企業のノウハウを、包括受託や場外発売施設の運営に取り入れていくことで、収益性を向上することができます。

  • 公営競技運営業務を一気通貫で提供する事により差別化
  • 拡大するネット販売と競技場運営の民間受託の潮流により収益機会が拡大
1
運営事業者が個別に発注していた業務を包括的に受託業務効率化等により収益率が向上
2

ネット投票サイトの運営
(AI予想あり)

3
4

空調設備等の
ファシリティ業務

日本エコシステムの強み

50年以上にわたり公営競技を支えてきた経験で地域振興に貢献

当社グループの公共サービス事業の対象である公営競技は運営者である自治体が主な顧客であり、安定したシステム稼働が求められます。当社グループである日本ベンダーネットは、機器メーカーとして50年以上の実績があり、顧客からの要望にも柔軟に応えてきたことが信頼向上に繋がっています。近年では保守だけでなく包括受託にも対応、ネット投票という大きな販売チャネルを保有していることも強みであり、他社との差別化に繋がっています。

中期経営計画における公共サービス事業のポジショニング
  • 電気・空調衛生設備では、技術者の増員により事業拡大
  • 公営競技では、包括案件やネット投票を拡大させ、高収益性へ

担当役員メッセージ

公営競技の運営を通じて地域の活性化に貢献。
「エコ・環境」をキーワードとした新たなビジネスも推進します。
常務取締役/公共サービス事業担当
奥村 泰典

 2023年9月期はネット投票サイト「LotoPlace」の売上高が前期比145%と大幅に伸びたほか、機器販売でも計画以上の成果を残すことができました。新たな試みとして、グループの枠を超え、他メーカー機器の保守対応を含めた運用支援業務の実施を開始しました。サテライト運営では、AI予想システムの営業を強化し、新規導入の増加につなげました。集客イベントを積極的に実施した効果も出始めています。ファシリティでは、M&Aによって人材を確保できた一方で、グループ内のシナジー効果がまだ少ないため、原価管理や人材交流、顧客共有などに努めてまいります。
 今後の主な取り組みとしては、オー・ティー・エス技術サービス(株)(現:OTS(株))とサテライト一宮(株)の統 合によるさらなる営業拡大と効率化を目指すほか、AI予想ツールの全国展開を進めます。新たなファン層の開拓に向けて多角的な要素を取り入れた施策を展開し、サテライト運営支援や包括業務などにつなげる営業活動にも注力します。地域貢献やコミュニティー化にも取り組み、環境グループとの連携で新しいビジネスを創造してまいります。ファシリティでは、シナジーの発揮に加え、さらなる技術の向上や技術者の増員、人材育成にも注力します。空調衛生設備は老朽化が進んでいる公営競技業界でも多くのニーズがあるとみており、今後は積極的に「エコ・環境」をキーワードとした企画・提案を進めたいと考えています。